デートシーンに合わせて選ぶオススメ香水 〜大人のデート秋編〜
芸術の秋、行楽の秋、食欲の秋、スポーツの秋、… デートの選択肢も増え、視覚・聴覚・味覚に触覚、感性が研ぎ澄まされるこのシーズン、そこに是非「嗅覚」を加え、香りも楽しみたいところ。 ファッションやメイクだけでなく、そのシーンに合わせた香りを纏い、秋デートを満喫すべく、デートの場所やシチュエーション別におすすめの香水をご紹介します。
2021年09月01日更新
記事の目次
[1]美術館・博物館・ギャラリー巡りなど、”芸術の秋”デートに
落ち着いていて、どこかインテリジェンスな雰囲気が漂う大人な彼と楽しむなら”芸術の秋”。言葉を多くかわすわけではなく、小さな声で静かに感想を伝えあいながらも耳元で話すように二人の距離が近づく美術館や博物館、ギャラリー巡りでは日常とは離れた特別感のある香りながらも男性の心をつかむ粋な香りがおすすめです。
JOY EAU DE PARFUM(ジョイ オードパルファム)/JEAN PATOU(ジャンパトゥ)
出典 latelierdesparfums.jp/brands/jean-patou
感性を邪魔することなく、五感を冴え渡らせてくれるような香りがあれば、さらに芸術への感度も高まるはず。
自然でさりげなく、でもどこかエッジの効いたカッコ良さを持ったハイレベルな香水・・・・
その条件を満たしてくれるのが、1930年に発表された名香「JOY」。
希少な花々をふんだんに使っていることで有名なこの香水は、約30mlの中に、なんと約10,600個のジャスミンと28ダース(336個)のバラを凝縮!
この上なく贅沢で豪華な、まさに芸術的なこの香水を纏い、芸術の秋を堪能してみてください。
トップノート:アルデヒド、チュベローズ、グリーンノート、ピーチ、イランイラン、ローズ
ミドルノート:オーキッド、オリスツール、ジャスミン、リリーオブバレー、ブルガリアンローズ
ラストノート:サンダルウッド、ムスク、シベット
BLACK(ブラック) / BVLGARI(ブルガリ)
出典 bulgari.com/ja-jp/products/85109-e.html
パッと見ただけで、なんだかタダならぬ様相、そしてモード全開の黒い香水、「ブルガリ ブラック」。
ユニセックスで使えるメジャーな香水なのでご存知の方も多いと思いますが、レザー+甘いムスクのとろけるようなコラボレーションは、とても都会的でファッショナブル。少し肌寒くなったこの季節によく映え、
一筋縄ではいかないスパイシーでクセのある香りは、普段の日常とは別世界でもある芸術の世界にもピタッとハマってくれること必至。
上級カップルは、カップルフレグランスとして楽しむこともおすすめです。
トップノート:ブラックティー ローズウッド ベルガモット
ミドルノート:シダー オークモス バニラ
ラストノート:アンバー サンダルウッド ムスク
[2]レストラン・BAR・カフェなど、”食欲の秋”デートに
誰もが楽しみたい”食欲の秋”。この時期ならではの食材もふんだんにありデートの楽しみも倍増ですよね。料理やお酒本来の香りを楽しみ、味わう。だから食事の際に香水は必要ありません。むしろマナーとして付けないべきという声もよく聞きます。
ただ、フォトジェニックな料理・スイーツなど、秋の食材やお酒を楽しむ時、特にそれが雰囲気抜群のお店だったら…。香水好きとしては何らかの香りを纏いたいと思ってしまいますよね。そんな方におすすめのフレグランスです。
LIMEBAIL&MANDARIN COLOGNE(ライム バジル & マンダリン コロン) / JO MALONE LONDON(ジョーマローン ロンドン)
ジョーマローンを代表するフレグランスでもある『ライム バジル & マンダリン コロン』は、決して ”食” を妨げることのない、極めて自然な香り。
ネーミングのライム、バジルは直接的にはあまり感じませんが、この二つからなるビター感とマンダリンの不思議な組み合わせは、何らかの植物か野菜、果物なんじゃないかと思うような、自然界に普通に存在していそうな香り。
これなら食事の邪魔をすることなく、美味しい料理と楽しい空間に寄り添ってくれそうです。
トップノート:マンダリン
ハートノート:バジル
ベースノート:アンバーウッド
GINGEMBRE(ジンジャー)パフューム ウォーター / Roger&Gallet (ロジェ・ガレ)
ライムやレモンなどのシトラス、シュワッと弾けるような爽快感、そしてベースにある苦味が絶妙なロジェガレの「ジンジャーパフューム ウォーター」。
キリッとしていて甘さはほぼ感じないものの、とっても美味しそうなその香りはまるで高級なジンライムのよう。
香りの拡散も控えめで肌馴染みも良い為、食事の妨げにならないのはもちろん、むしろお酒を飲む場面ではその場の雰囲気を盛り上げてくれるのに一役買ってくれるアイテムです。
[3]紅葉めぐり・秋登山・グランピングなど、”行楽の秋”デートに
気候も気持ちよくて、ついついお出かけしたくなるのが秋の不思議なところですよね。
アウトドアデートに最適なこの季節。自然を満喫するのに余計な香りは本来必要ありませんが、草や木、葉っぱや土など『自然の秋の香り』を丸ごと楽しむ時に、さらに秋を実感させてくれるようなナチュラルかつノスタルジックな香水があれば素敵だと思いませんか?自然を彼と楽しみながら、ふとしたときに香るあなたの香りで彼もときめくはずです♪
忘れな草 パフューム / Derbe(デルベ)
出典 http://store.derbe.jp/eshopdo/refer/vidJ03-480010.html
あくまでも主役は「自然」ですが、行楽の秋を少しだけ盛り上げてくれそうな「忘れな草」という名のこの香水、なんだか懐かしく優しい…。
子供の頃に馴染み深かったシロツメクサを彷彿させます。忘れな草は春〜夏にかけて咲く花ですが、可憐なのに芯の強そうな、でも儚さや脆さを感じるこの香りは、人恋しくなる秋にピッタリ。
最初はスミレ、ジャスミンがツンと強めに香りますが、じょじょに柔らかく丸みを帯びてくるのも魅力的。
トップノート:レモン、ベルガモット、スミレ、忘れな草
ミドルノート:ジャスミン、バラ、パイナップル
ラストノート:サンダル、杉の木、ムスク、琥珀
>>公式ホームページはコチラ
公式サイト:http://store.derbe.jp/eshopdo/refer/vidJ03-480010.html
TAM DAO(タムダオ) / DIPTYQUE(ディプティック)オードパルファン
出典 gpp-shop.com/shop/g/g2133005/
雨上がりの森の中にいるような、湿気を帯びた甘い木の香りは、鉛筆を削った時に感じるような懐かしさと、妙な安心感を覚えます。
その中に、ほんの僅かにジンジャー&ライムの苦味、ココナツの甘味も感じますが、やはり木の香りがメイン。
密林の精霊とも言えそうな威厳すら感じるこのタムダオ、他にこの香水にふさわしいシーンが思い浮かばないほど、行楽の秋デートにはうってつけ。タムダオと共に、自然と共存し、自然を楽しんでみてください。
トップノーズ:ローズウッド、イタリアンサイプレス、ギンバイカ
ミドルノーズ:ゴアサンダルウッド
ラストノーズ:ホワイトムスク
[4]テニスにジョギング、アウトドアアクティビティなど、“スポーツの秋”デートに
普段体を動かすことが苦手な方も、暑過ぎず寒過ぎず過ごしやすいこの季節だからこそ、カップルでスポーツやエクササイズ、アクティビティデートを楽しむ人は多いはず。
気持ちよく汗をかける時期ではありますが、デートである以上、デオドラントにも気を使いたいところ。
制汗剤も良いですが、体温上昇や汗と相性の良いスポーツの秋デートの強い味方になる香水も存在します。汗をかいてもなんだかいい香りがする女性って素敵ですよね。
POLO SPORT(ポロスポーツ)オードトワレ / RALPH LAUREN(ラルフローレン)
この「ポロスポーツ」、1993年発売で割と古くからあるメンズ香水ですが、女性がつけても問題ナシ。カップルフレグランスとしても楽しめます。ライチのような甘さもあり、程よくスパイシーで爽やか。俗に言うマリンノートとは一線を画し、重たくなく清涼感・清潔感に溢れています。こんな香りなら体を動かす現場から漂ってきても不快感ゼロ!汗のイヤなニオイも掻き消してくれそうです。
トップノート:ユーカリ、ウォーターミント、オレンジフラワー、タイガーメロン
ミドルノート:フリージア、カリフォルニアポピー、ナツメグ
ラストノート:セダーウッド、ホワイトムスク
ck one(シーケーワン) / Calvin Klein(カルバンクライン)
ユニセックス香水の先駆けとして、かつて一斉を風靡したシーケーワン。ブームも落ち着き最近では愛用者も少なくなった印象ですが、優秀な香りであることに変わりはありません。つけたてはなかなか強烈なスパイシーシトラスですが、嫌なニオイを封じ込めてくれそうな頼もしさと爽快感があります。トップのキツさも割と早く落ち着いて、嫌味がなくセクシーさをも感じさせる香りに変化、汗をかいた体にもバッチリ馴染んでくれます。スポーツデートのお供に是非!
トップノート:ベルガモット、カルダモン、パパイヤ
ミドルノート:ヘディオン・ハイ・シス、ヴァイオレット
ラストノート:ムスク、アンバー
[5]上手に纏って彼をどきどきさせよう!
秋デートをさらに楽しむためのデート別香水。
シーンに合わせた香りを上手に纏えば、より素晴らしい時間を演出してくれるものだと思います。ぜひ、デートの場所に合わせて香水を選び変えてはいかがでしょうか?
きっと彼もいつもとの違いに特別感を感じてくれるはずです。せっかくの秋、
香水を上手に纏って素敵なシーズンを過ごしてください。
ただし、香りは苦手な方もいらっしゃいます。くれぐれもつけ過ぎにはご注意を。